湯河原幕山に4000本の紅白の梅が咲き誇る「湯河原梅林」が2022年も見頃を迎えています。斜面に咲いた様々な種類の梅の中をめぐり、春の到来を告げるメジロにも会えますよ。地元名産のミカンや温かいお食事も評判ヨシ。非常に満足度の高いイベントでした!
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4000本の紅白の梅が咲きほこる「湯河原梅林」
湯河原の幕山に咲き誇る4000本の紅白の梅林。2022年も見頃を迎えています。
「湯河原梅林」の開催期間は2022年2月5日(土)~3月13日(日)。開催時間は9:00~16:00と終了時間が早めなので注意。期間中は出店や催し物も満載です。
湯河原梅林(幕山公園)へのアクセス:駅からバス15分orハイキング1時間
湯河原梅林の会場である幕山公園までは、湯河原駅前から臨時の直通バスで15分ほどかかります。
梅園の開催時期は年配の行楽客がとにかく多い!平日昼間でもバスは満員になりそう。ということで、バスは年配の方々にお譲りして、我々は歩いて向かうことにしました。湯河原駅から湯河原梅林までのんびり歩いて約1時間。最後の方は少し坂道になりますが、緩い坂なのでそれほど苦ではありません。天気が良ければ歩くのもアリです!
道中はこんな感じでゆったりした坂が続き、道端にはミカン畑とその直売所(ほとんどが無人販売)や、ミカンはちみつの自販機などがあって退屈しません。
そして、これは”湯河原登山あるある”なのですが、登山っぽい恰好をして歩いていると高確率で地元のおばちゃんがミカンをくれます。よく熟れたミカンを2個貰ってしまいました!とても美味しかったのでミカン一袋(200円)を買っちゃいました。ちょっと重い。
予定通り1時間ぐらいで幕山公園の入口に到着。汗をじんわりかく良い運動になりました。
2022年3月7日(月)の湯河原梅林の様子
それでは、今年の3月7日の湯河原梅林の開花状況を写真でお伝えしますです。ほぼ満開で見頃を迎えていました!
遠くから雄大な幕山の景観を楽しんだ後は、いよいよ梅林の中を登っていきます。
白・赤・ピンクの梅の花を間近で鑑賞できて大満足。梅の香りがプンプンです。白と赤がちょうど混ざっているところがとても素敵。
全体的に林の中は空いていますが、鮮やかなピンク色の梅だけは老若男女問わず人気でプチ混雑。写真の順番待ちで賑わっていましたね。
段々の梅林は一通りまわると1時間ぐらいかかります。途中に眺めが最高のベンチがいくつもあるので、休憩しながらのんびり1時間半~2時間ぐらいかけて見るのがおすすめです。
湯河原梅林で大量のメジロに遭遇!花の蜜を吸う姿がかわいい!
春は生き物が活発になる季節。湯河原梅林にもたくさんの野鳥が花の蜜を吸いに集まってきていました。
この日はメジロの大群と遭遇!まさにメジロ押し!逆さになってチョコマカと蜜を吸う姿がなんともかわいらしい。
ジョウビタキという鳥(あとで調べました)も元気に飛び回っていました。いやあ自然豊かで良い場所だ。
休憩スペースで食べて飲んで
歩き疲れたらふもとの休憩スペースへ。屋台とテーブル席があるのでここでしっかり休んで栄養補給。
広場の足元は転んでも痛くなさそうなウッドチップなので小さいお子さん連れでも楽しめそう。この日も子供がワイワイ楽しそうに駆け回って遊んでいました。
さて、大人の我々は、熱々のおでんと天ぷらそばをつまみにビールで乾杯!
こういう屋台の料理は味はそこそこなのが定番ですが、湯河原梅林の料理はけっこう本格的で美味しいのです。おでんは具沢山で量も多くて良心的。メニューも豊富で、上記の定番和食以外にも豪華なローストビーフ丼やサーロインステーキ丼なんかもありました!
また、屋台で物を買うとポイント券がもらえて、15ポイント集めると甘酒を無料でいただきました。こんなのも嬉しい。
食後のデザートに名物の梅ソフトクリーム。見た目はピンク色でほんのり梅風味で美味しい。
地元の銘菓でしょうか、くるみ最中の「姫のまごころ」を初めて食べました。くるみとはちみつが上品にマッチしてとても気に入りました。お土産に買って帰ろう。
湯河原梅林2022の感想
見事な紅白の梅と、気の利いた屋台めし。今年もじつに満足度の高い湯河原梅林でした。春の行楽シーズンにおすすめです。